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クレージー作戦 先手必勝 : ウィキペディア日本語版 | クレージー作戦 先手必勝[くれーじーさくせん せんてひっしょう]
『クレージー作戦 先手必勝』(クレージーさくせん せんてひっしょう)は、1963年に東宝で制作されたクレージーキャッツ主演作品。「作戦シリーズ」第1作。併映は『戦国野郎』(岡本喜八監督)。 == 概要 == クレージーキャッツとしては、先にヒットした東宝映画『ニッポン無責任時代』および『ニッポン無責任野郎』にグループ全員が出演していたが、それらはあくまで植木等主演の映画であった。しかし、これら2作品の成功により、東宝のプロデューサー・藤本真澄から、グループとしてのクレージーキャッツが出演する映画シリーズの企画が、渡辺プロに持ちかけられた。その結果、東宝と渡辺プロ提携による第1作として製作されたのがこの映画である。これにより、渡辺プロ社長の渡辺晋が製作としてクレジットされ、クレージー以外の渡辺プロ専属タレントも登場することになり、本作には中尾ミエが出演した。また、本作以降のクレージー全員が出演する作品は、後年「作戦シリーズ」と呼ばれるようになる。 監督は『無責任時代』『無責任野郎』の同時上映作である「駅前シリーズ」を担当した久松静児が担当(久松の手がけたクレージー映画は本作のみ)。また中尾以外の共演者は、「駅前シリーズ」の常連にして『夢で逢いましょ』で中尾・クレージーと共演した池内淳子、『若い季節』で共演した淡路恵子と松村達雄(松村は『無責任時代』でも共演)、「社長シリーズ」の加東大介、喜劇界から柳家金語楼と八波むと志ら豪華な顔ぶれが揃い、ラスト近くには当時の人気歌手である坂本九も、久松作品『喜劇 駅前団地』『喜劇 駅前弁当』と同じ洗濯屋役でカメオ出演している。 同題の舞台版も作られ、大阪の梅田コマ劇場で上演された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレージー作戦 先手必勝」の詳細全文を読む
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